ロープアクセス(ブランコ作業)とは
ロープアクセスは、屋上などの安全にロープを固定できる箇所からロープを使って作業員が下降し、外壁の塗装・補修や、補修前の状態確認・記録を行う工法です。「ブランコ作業」とも呼ばれ、足場を組まずに高所の作業ができるのが特徴です。足場を設置しにくい建物や、部分的な補修、補修前の状態確認だけを行いたい場合などに用いられます。
ロープアクセスが選ばれる主な現場(適用条件)
足場を組みにくい・組めない現場
隣の建物との距離が近い、狭小地、敷地の条件などで足場を設置しにくい現場で用いられます。足場の設置スペースが確保できない場合の選択肢になります。
部分的な補修・タッチアップ
一部のひび割れ補修やシーリングの打ち替え、塗装のタッチアップなど、限られた範囲の作業に機動的に対応できます。全面ではなく気になる箇所だけを直したい場合に向いています。
高所・塔屋まわりの作業・調査
高層部や塔屋まわりなど、足場では手間がかかる箇所の作業・調査に向いています。ピンポイントで作業したい箇所にアクセスしやすいのが利点です。
補修前に外壁の状態を近くで確認したい場合
補修やお見積りの前に、外壁の状態を近くで確認したい、記録用の写真を撮りたいといった目的でも使われます。状態を把握してから補修の内容を検討できます。なお、建築基準法12条点検などの正式な全面打診調査は有資格者が行い、丸巧はその結果をもとにした補修工事を担います。
ロープアクセスのメリット
足場の設置・解体が不要なため、足場費用を抑えられる場合があります。また、工期が短く済みやすく、足場による近隣への影響(圧迫感や、足場を悪用した防犯上の心配)も小さく抑えられます。限られた範囲の補修にすぐ対応しやすいのも利点です。
注意点と、向き・不向き
一方で、外壁の全面を塗り替える大規模な工事や大規模修繕では、足場を組んだほうが品質・効率の面で適している場合があります。ロープアクセスは天候や風の影響を受けやすく、作業できる範囲や日数に制約が出ることがあります。また、屋上にロープを固定できる箇所が必要になるなど、建物の条件によっては採用できないこともあります。安全の確保を最優先に、法令や安全基準に沿って作業します。どの方法が適しているかは、現地の状況を見て判断します。
ロープアクセスで対応できる主な作業
外壁塗装、ひび割れ・欠けの補修、シーリング(コーキング)の部分補修、防水の部分補修、補修工事に伴う施工前確認・記録用の写真撮影などに対応します。建築基準法12条点検など有資格者による調査が必要な場合は、調査結果をもとにした補修工事として対応します。作業内容や建物の状態によっては、足場を併用したり、足場での施工をおすすめしたりする場合があります。無理にロープアクセスにこだわらず、建物に合った方法をご提案します。
費用の考え方
ロープアクセスの費用は、作業の内容・範囲・高さ、建物の条件(ロープを固定できる箇所があるか等)、足場を使う場合との比較によって変わります。金額は建物ごとに変わるため、現地調査のうえ無料のお見積りで確定します。足場とロープアクセスのどちらが適しているか、費用面でどちらが有利かも含めてご提案します。
よくあるご質問
ロープアクセスは足場より必ず安いですか?
必ずしも安いとは限りません。作業範囲が広い場合は足場のほうが効率的で、総額では有利になることもあります。範囲・内容・建物の条件によって変わるため、現地で比較してご提案します。
マンションやビルでも対応できますか?
建物の条件によります。屋上にロープを固定できる箇所があるかなどを現地で確認したうえで、可否を判断します。
外壁の全面塗装もロープアクセスでできますか?
対応できる場合もありますが、外壁全面の塗り替えは足場を組んだほうが品質・効率の面で適していることが多いです。現地の状況を見て、足場との比較を含めてご提案します。
あわせて確認したいページ
外壁のコンクリート・モルタルのひび割れ補修、屋上・ベランダの防水工事、アパート・マンション・ビルの外壁打診調査(建築基準法12条点検)もあわせてご覧ください。ロープアクセスが可能かどうか、足場との比較も含めて、まずは無料の現地調査・お見積りでご相談ください。

